さいおう

さいおう
I
さいおう【再往】
ふたたび。 再度。 多く副詞的に用いる。

「一応も~も訊ね問うて/浄瑠璃・津国女夫池」

II
さいおう【塞翁】
北方の辺境のとりでに住む老人。
~が馬
人間の禍福は変転し定まりないものだというたとえ。 人間万事塞翁が馬。
〔「淮南子(人間訓)」から。 昔, 塞翁の馬が隣国に逃げてしまったが, 名馬を連れて帰ってきた。 老人の子がその馬に乗っていて落馬し足を折ったが, おかげで隣国との戦乱の際にも兵役をまぬがれて無事であったという話から〕
III
さいおう【斎王】
伊勢神宮や賀茂神社の祭祀(サイシ)に奉仕した未婚の内親王または女王。 一般には伊勢神宮の斎宮を指すことが多く, 賀茂神社のほうは斎院と呼ばれる。 天皇の即位時に卜定(ボクジヨウ)され, その天皇一代の間つとめるのを原則とした。 いつきのみこ。
IV
さいおう【最奥】
いちばん奥深い所。

「中国~の地」

V
さいおう【災殃】
わざわい。 災難。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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